計算をしてみよう。
記事の作成日 : 2020/02/09
Javascript で計算をしてみます。
Javascript で計算することってあるの?といわれるとおそらくあるのではないかと。やりたいことによっては、必要になってきます。
普通の計算は?
日常的に使用する計算の式はこんな感じですよね。
- 10 + 10 = 20
- 30 - 20 = 10
- 5 × 5 = 25
- 30 ÷ 6 = 5
Javascript で扱う計算記号
ただ、Javascript になると、
- 10 + 10 = 20
- 30 - 20 = 10
- 5 * 5 = 25
- 30 / 6 = 5
こんな感じの記号になります。
これは、様々な言語において、このような記述をします。
計算をする
計算をして 変数 abc に答えを入れます。
計算結果には alert() を使います。 console.log()でも大丈夫です。
const abc = 10 + 10;
alert(abc);
// または、 console.log(abc);
サンプル
この場合、足し算をして、 abc に値を格納しています。 結果は、ダイアログで、表示されます。結果は 20 のはずです。
console.log では開発者ツールのコンソールから確認できます。
次のコードは結果が表示されません。なぜなのでしょうか?
const abc2 = 10 + 10;
abc2 = 50 + 50;
alert(abc2);
// または、 console.log(abc2);
サンプル
原因
const で変数を宣言しているからです。
const は、代入、再宣言ができません。なので、適切な結果を導き出せません。内部でエラーが発生しています。
上記のコードでは、宣言した後に、また代入しようとしています。これはエラーになってしまいます。
ブラウザ |
エラー内容 |
Microsoft Edge |
Assignment to const (定数への割り当て) |
IE |
const への代入 |
Opera |
TypeError: Assignment to constant variable. (定数への割り当て) |
Firefox |
TypeError: invalid assignment to const `abc2' (const `abc2 'への無効な割り当て) |
こうしてみると、Firefoxが一番エラーの内容が詳しい気がします。
どのconst変数に代入しようとしたかが一目でわかりますね。chromeは試していないのでわかりませんが。。
基本、再宣言しないのであれば、letで十分でしょう。letは再宣言はできませんが代入は可能です。
ということで、実際に実行させてみると、理解しやすくなります。できれば、コードを丸々写してでも、自分で試してみてください。
ここには書いてありませんが、引き算、掛け算、割り算。足し算のコードを書き換えて結果を導き出してみましょう。
<<前 : 変数 を扱う前に
>>次 : 数当てゲームを作ってみた