変数のタイプを理解したい。

記事の作成日:2020/02/09

Javascript で変数や配列を扱う前に理解しておきたいことを書きます。
今回扱うのは、 const ,let ,var です。
これを覚えるといろいろ楽になります。

const

例えば、

        // 宣言   abc に 数値 12345 を代入する
const abc = 12345;

// (x) abc に 0 を代入することができない。
abc = 0;

// (x) もう一度宣言することができない。
const abc = 1;
const は、再度宣言もできず、新しく代入ができません。
定数 のような扱いをすることができます。

let

例えば、

        // 宣言   abc に 数値 12345 を代入する
let abc = 12345;

// (o) abc に 0 を代入することができる。
abc = 0;

// (x) 再度宣言することができない。
let abc = 1;
let は、再度宣言することができませんが、新しく代入ができます。

var

例えば、

        // 宣言   abc に 数値 12345 を代入する
var abc = 12345;

// (o) abc に 0 を代入することができるよ。
abc = 0;

// (o) さらに、一度宣言することができる。
var abc = 1;
var は、再度宣言できる、新しく代入ができます。
いつでも値を変えられるので、扱いには注意が必要でしょう。
もし、値を変えることがなければ、 constを使いましょう。

まとめの表

タイプ 代入 再度宣言 性格
const 不可 不可 絶対変えないぜ!
let 可能 不可 仕方ないなぁ。
var 可能 可能 いつでもいいよ~。


なぜ使い分ける必要があるのでしょうか。

var では、値を変更したくないのに、変更してしまうリスクがあります。これは、人のミスによるものです。
これらを使い分けることにより、バグを減らすことができます。
const,let,var 、この3つを場面に応じて、使い分けていったほうが無難です。

しかし、無理もよくありません。よくわからない人は、 var を使ったほうがよいでしょう。(矛盾していますね。。(笑))

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