テキスト、HTMLを挿入したり、結果を表示する。

記事の作成日:2020/02/07

・Console.log または、 ・Alert() ・innerHTML ・innerText[省略しています] ・input (type="text")



Console.log

HTML側のコード

    <HTML>
    <!-- HEAD は省略しています。スクリプトは <SCRIPT> や <LINK> を使用して、読み込ませるかそのまま記述します。 -->
    <Body>
        <!-- value は ボタンの中の文字の内容です。 onclick は クリックされたときに実行させるためです。 -->
        <Input type="button" value="実行" onclick="f()">
    </Body>
    </HTML>

Console.log を使うことによってデバッグのメッセージとしてログを残すことができます。

Console.log で出力されたメッセージは、各ブラウザの 開発者向けツール > コンソール から確認できます。

Console.log で出力されたメッセージは基本、PCの開発者ツールでのみ、 閲覧が可能です。
スマートフォンでは開発者ツールがサポートされていなかったりします。
スマートフォンでJavascriptを書く人はあまりいないかもしれませんが、その場合は、下記の alert() を参考に してみるといいです。
(スマホでJavascriptを書いたことがありますが、やっぱり自動補完機能が欲しくなりますね。作業が楽になります。)

HTML内で 実行 ボタンを押すと コンソール に Hello world! が出力されます。

Javascript

    function f(){
        
Console.log("Hello world!");
}



alert()

HTML側のコード

    <HTML>
    <!-- HEAD は省略しています。スクリプトは <SCRIPT> や <LINK> を使用して、読み込ませるかそのまま記述します。 -->
    <Body>
        <!-- value は ボタンの中の文字の内容です。 onclick は クリックされたときに実行させるためです。 -->
        <Input type="button" value="実行" onclick="f()">
    </Body>
    </HTML>

alert は、 実行すると画面上にダイアログを表示します。

計算結果などユーザーに表示させることができます。


<input type="button" value="onclickに直接alert" onclick="alert('Hello world!');">

このような記述も可能です。 決まった文字を表示させるだけならこれが一番いい方法です。

Javascript

    function f(){
        
alert("Hello world!");
}



innerHTML

HTML側のコード

    <HTML>
    <!-- HEAD は省略しています。スクリプトは <SCRIPT> や <LINK> を使用して、読み込ませるかそのまま記述します。 -->
    <Body>
        <!-- value は ボタンの中の文字の内容です。 onclick は クリックされたときに実行させるためです。 -->
        <Input type="button" value="実行" onclick="f()">
        <Div id="abc"></Div>
    </Body>
    </HTML>

innerHTML は、直接HTML にテキストを挿入します。(HTMLも可能です)

計算結果などユーザーに表示させることができます。

また、ページの内容を追加することもできます。

Javascript

    function f(){
        
let outabc = document.getElementById("abc"); outabc.innerHTML = "Hello world!";
}



Input

HTML側のコード

    <HTML>
    <!-- HEAD は省略しています。スクリプトは <SCRIPT> や <LINK> を使用して、読み込ませるかそのまま記述します。 -->
    <Body>
        <!-- value は ボタンの中の文字の内容です。 onclick は クリックされたときに実行させるためです。 -->
        <Input type="button" value="実行" onclick="f()">
        <Input type="text" id="abc">
    </Body>
    </HTML>

<input> (type="text"など) は、テキストボックスに文字列を挿入することができます。()

計算結果などユーザーに表示させることができます。

document.getElementById("なんとかかんとか") .value ここを忘れないようにしましょう。慣れてくると忘れる時がありますから。

ちょっとした結果表示に向いています。たとえば、数値など。

Javascript

    function f(){
        
document.getElementById("abc").value = "Hello world!!";
}

まとめ

結果を出力できることで、Javascriptでのデバッグに活用できたり、そのままユーザーに結果を見せることができます。
計算をしたときに結果が確認できないと不便なので、
先に、コンソールに出力したり、そのままHTML上で表示したりできるようになる必要があります。

ここで最低限覚えていたほうが良いものは、次の2つです。(それ以外は気が向いたときに是非マスターしてください。)
  1. Console.log() ... コンソールにメッセージを出力する。(開発者ツールから確認)
  2. Alert() ... そのまま画面上にダイアログを表示する。

理屈が理解できるのが一番いいと思うのですが、難しく考えすぎないのがいいですね。

>>次 : 関数を使ってみる。