Values

このドキュメントは、元の原文(英語)　から翻訳されています。
一部の文を分かりやすく解釈していたり、省略しています。

Values

Automate は、以下の値のタイプをサポートしています。

Null

Nullは、未定義 / 無し を示す特別なキーワードです。


Number

数値は、倍精度の64ビットIEEE 754浮動小数点値として内部的に保存されます。 算術演算子をご覧ください。


Number literal （数値リテラル）

リテラル :　 0b~~~~、 0x~~~~

数値は、次のリテラルを含む式で表すことができます。

整数と 小数部、指数の有無にかかわらず10進数 (base-10)。
123.45

  0x という接頭辞を使用した16進数(base-16)。
0x CAFEBABE

 0b という接頭辞を使用した2進数(base-2)。
0b 00110011


Text

テキスト または 文字列 は、文字のシーケンスです。

Text literal (テキストリテラル)

テキストリテラルは、0文字以上の文字列を二重引用符で囲まれた文字です。
【例】
 "Hello world!"　　"auto" 　　""


通常の文字に加えて、テキストリテラル内に特殊文字を含めることもできます:

文字
 説明
{expression}  文字列補間、次を参照してください。
\b  Backspace
\f  Form feed　・　書式送り
\n  改行
\r  Carriage return　・　キャリッジリターン
\t タブ
\'  単一引用符(')
\"  二重引用符(")
\\  バックスラッシュ(\)
\{  文字列補間 の始まりとしての解釈を避けます。
\uXXXX 4桁の16進数XXXXで指定されたUnicode文字。 たとえば、\u00A9は著作権記号のUnicodeシーケンスです。

→  \を使用して 特殊文字として解釈されるようになります。


String interpolation (文字列補間)

文字列補間は、実行時に評価される式を含む記述式を作成する方法です。 テキストリテラル内の各「補間」は、中かっこ{}で 囲まれています。

「1×3は、{1 * 3} です。」

 挿入された値をフォーマットするには、式の後に関数名を追加します。

「1×3は、{1 * 3; numberFormat} です。」

追加の引数はテキストとして関数に渡されます。

「今日は{now; dateFormat; MMM dd } です。」


Array (配列)

配列は、任意のタイプの値の動的な数を保持するコンテナーオブジェクトです。 配列内の各アイテムは 要素と呼ばれ、数値の整数のインデックスを参照することによって値を読み込むことができます。 インデックスは 0 から始まり、 最初の要素はインデックスが  0 、最後の 要素のインデックスは -1 です。負のインデックスは配列の最後から読み込みます。
Array[ #長さ + ( 負の数のインデックス )]

配列を参照するには、添え字演算子( [] )、長さ演算子( # )、各ブロックを使用します。 配列を変更するには、Array add ブロック、 Array delete ブロック、Array set ブロックを使用します。
 
 要素  概要 説明
 添え字演算子( [] )  Array[n] [] の中には数値を指定します。 結果、配列の n 番目 の値を読み取ることが出来ます。
 長さ演算子( # )  #Array  #は長さを調べるための特別な記号です。要素数、文字数を調べる際に活用できます。
 Array add ブロック 追加
  ブロック上で配列の追加を行えます。
 Array set ブロック 設定
  ブロック上で配列のセットを行えます。
 Array delete ブロック 削除
  ブロック上で配列の削除が行えます。

Array literal (配列リテラル)

配列リテラルは 0個以上 の式のリストであり、それぞれが角かっこ []で囲まれた配列要素を表します。

Dictionary(辞書)

辞書は、エントリと呼ばれるキー(Key)と値のペア(Value)で構成されるコンテナです。 辞書のキー(Key)はテキストとしてのキーのみを許可し、値(Value)では、null を含む 他のタイプ はテキストに変換されます。 値はどのタイプでもかまいません。(配列や、バイナリ、数値、エンコードされたデータなどなど)
辞書に参照するには、添え字演算子( [] )、長さ演算子( # )、および各ブロックを使用します。 辞書を変更するには、Dictionary put ブロックと Dictionary remove ブロックを使用します。

 要素  概要 説明
 添え字演算子( [] )  Dictionary{...}[n] [] の中には参照するキーの数値または文字列を指定します。
結果、辞書の n に一致するキー の値を読み取ることが出来ます。
 長さ演算子( # )  #Dictionary  #は長さを調べるための特別な記号です。要素数、文字数を調べる際に活用できます。
 Dictionary put ブロック 追加
  ブロック上で辞書の追加を行えます。
Dictionary remove ブロック 設定
  ブロック上で辞書の削除を行えます。


Dictionary literal(辞書リテラル)

辞書リテラルは、中かっこ{}で囲まれた、変換タイプの有無に関係なく、0個以上の エントリのリストです。
{ "a" : 1 , "b" as int : 3.333 , "c" as uri : "http://llamalab.com" , 200 : "http: Success_Response 200" }
{ "en" : "English" , "ja" : "日本語" }
{ "password" : 12345 }

Dictionary conversion types(辞書変換タイプ)

Automate は4つの値のタイプのみをサポートします。( 数値、 文字列 "" '' 、配列 []、辞書 {} ) 。  Androidオペレーティングシステム自体を含む 他のアプリは、 さまざま な値のタイプのセットをサポートしています。
そのため、辞書 {...} を別のアプリに送信するときには、一部のエントリの値を変換する必要がある場合があります。


値の変換先を指定するには、キーの後に「as」キーワードのその後に タイプを指定します。

→   "link" as uri : "http://llamalab.com"

次の変換タイプが許可されています。

 Boolean
 可能な値が2つしかないデータの形式（通常は「true」と「false」です。）
 BooleanArray  可能な値が2つしかないデータの配列データ形式
 Bundle  不明 （数学における分野？）
 BundleArray  Bundle の配列データ形式
 BundleList  Bundle のリストデータ形式
 Byte ８ビット（0～255、もしくは、-127～127）のデータ形式
 ByteArray  Byteの配列データ形式
 Char  文字データで構成されるデータ形式、範囲は 0000 ～ FFFF (HEX) の16ビット
 CharArray  Char の配列データ形式
 CharSequence  参照が可能なChar値のシーケンス形式。さまざまな種類の文字シーケンスへの統一化された読み取りアクセスを提供します。
 CharSequenceArray  CharSequence の配列データ形式
 CharSequenceList  CharSequenceList のリストデータ形式
 ComponentName  使用可能な特定のアプリケーションコンポーネント（Activity、Service、BroadcastReceiver、またはContentProvider）の識別子。 (Android developer から)
 ComponentNameArray  ComponentName の配列データ形式。
 ComponentNameList  ComponentName のリスト形式。
 Double  倍精度浮動小数点型 の形式の数値
 DoubleArray  Double型の配列データ形式。
 Float  単精度浮動小数点型 の形式の数値
 FloatArray  Float型の配列データ形式。
 Int  整数型の形式の数値。32ビット(-2147483648～2147483647)
 IntArray  Int 型の配列データ形式。
 IntList  Int 型のリストデータ形式。
 Intent  Androidでの、実行したActivityに値を渡す際に使用される形式。
 IntentArray  Intent の配列形式。
 IntentList  Intent のリスト形式。
 Long  整数型 64ビット(-9223372036854775808～9223372036854775807)の形式 。
 LongArray  Long型の配列データ形式。
 Short  整数型 16ビット(-32768～32767)の形式。
 ShortArray  Short 型の配列データ形式。
 String  文字列 型の形式。(長さ不明)
 StringArray  String の配列データ形式。
 StringList  String のリストデータ形式。
 Uri  Uri 型として扱う形式。
 UriArray  Uri 配列形式。
 UriList  Uri リスト形式。
このドキュメントは、元の原文(英語)　から翻訳されています。
一部の文を分かりやすく解釈していたり、省略しています。
インデックスに戻る
Automate 覚書のホームに戻る
このサイトのホームに戻る